- ハノンを速く弾こうとすると腕(肘から下、親指にかけての筋)が痛くなりもつれる
- スケール下降形の時親指の関節がなめらかに動かず、引っかかった感じがする
- クレッシェンドでガツンと大きな音になったり、デクレッシェンドでは音がふにゃっとして鳴らなくてコントロールが難しい
こんなお悩みを頂いていました。
当日、実際に弾いて頂いて、いろいろ実践しました。
- まず、親指の使い方
親指の形、関節の成り立ち、どのように動かすのかなど説明しました。
- 腕の使い方
腕の使い方、いわゆる「力を抜く」ことや、動かし方を一緒に実践しました。
- 肘の使い方
腕や親指自体がうまく使えても、肘の使い方が肝心であることを一緒にやりました。
とにかく、真剣に取り組んで下さり、何度も何度も確かめるように練習されました。
音の粒やなめらかさ、クレッシェンドなどの音の作り方…などなどいろいろやって頂き、とてもらくに美しく弾くことが出来ました。
当日、今練習中の「子犬のワルツ」も、速く指を動かすと疲れる事・音楽表現が上手くいかない事・などなどご相談を受けました。
これも、一つずつアドバイスさせて頂き、とても弾きやすそうになられて、「全然違います!」と感激されてました。
終了後のアンケートにたくさん書いてくださいました。
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親指の角度を少し変えるだけで、スケールの指くぐりがスムーズになりました。
粒を割る感じで打鍵しながら横に繋げることや、クレッシェンドの表現、最初は少なめに、それから、だんだんに表現していく。。頭でわかっていても、いざ、自分で表現しようとすると、思うようにいかず、これから、少しずつ意識して取り組んでいきます(プレインベンションのメヌエットも弾いているので、まず、短い曲の中で、使えるようになりたいです)
子犬のワルツの冒頭、7ミリを意識して弾くと、スピードアップしました(前奏に続く本来の曲も、速く弾ける感覚が生まれました。タッチが浅くなったり、ミスタッチしたりですが、私なりのスピードアップしたイメージはつかめたように思います)
左手のワルツのリズム。
腕の重みでヴォンとベースの音を鳴らすのは、なかなか難しいですが、前よりは、よくなったように思います。
自分なりに、円を描くイメージがわかってきました。
子犬のワルツのフレーズ感、今まで考えたこともなかったので、色んな人の演奏を聴いて、また頭の中で曲鳴らしてみて、イメージしていきたいと思います。
<こんなことがもっと知りたい>
わからない事がわからないというのが正直なところですが、重心の移動とか、実感してみたいです。
ハノンを弾いていて、始めは弾きやすくても、音域が体に近くなってくると、鍵盤との距離感が変わって、弾きにくくなったりします。
<アナリーゼが大切>とおっしゃっていました。
<アナリーゼって何?研究?>と思い、<アナリーゼ>という言葉を調べると、<楽曲分析>とありました。
ど素人の私で、何ができるのか、何から取り組めば良いのか、悩ましいところです。
始めに、楽譜見て、「何拍子の曲かな?何長調かな?もしかしたら、短調かも?どっちやろう?最初の8小節と同じ所があるよ。どこでしょう?」など、考えながら進めています。(長調か短調かは、右手弾いてみて、明るい曲か暗い曲かで、たぶんこっちかな?と判断しています。終わりの音とか、和音とかで判断するのかもしれませんが、感覚で判断しています)
孫も「あっ、最後にrit.があるから、ゆーっくり終わるね。とか、f記号や、アクセント記号見て、これは、パン、パンって、強く終わるね」など、感じ取っています。
こんなことも、アナリーゼの第一歩になりますか?
4拍子なら4拍子のリズムで、3拍子ならワルツのリズムで、長調なら明るく、短調なら、メローな雰囲気を出すために、ちょっとゆっくりめに打鍵するなど、気づいたことを、ピアノで表現しようと努力することか大切ということでしょうか?
書きながら、そう思いました。
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ピアノが大好きでもっと上手くなりたいと思ってらっしゃって真摯に向き合われてることに、ほんとに感激しました。
当日ずいぶん「肘の使い方・考え方」をとらいしたのですが、もっと知りたいと言うことで「ピアノの肘の使い方 ピアノ上達には指先テクニックより肘が大事」をご紹介しました。
そして、2回目の実践会に参加くださり、ますますの手応えと一つずつが形になっていくことを実感されています。親指のお悩みも解消されたようです。親指の使い方で力が抜けて脱力出来るの記事を書きました。
4月も早々とお申し込みを頂いてます。
次の目標・課題もお知らせくださって、準備万端に整えてお待ちしているところです。
どうぞみな様も、お困りのこと・聞いてみたい事など、この機会をご利用下さい。
ピアノを弾いていて、困ることはなんでしょうか。。
ピアノを弾くって本当に高度な作業ですね。
音を読んだり、リズムの練習も必要ですし、スラスラ弾くにはいろんな練習の仕方があります。
そして、そのいろんな練習をたくさんすればするほど、疲れちゃう。
腕が痛くなったり、手が痛くなったり、腰や肩やそこら中がパンパンになる…
どんなことにお困りでしょうか?
- 1 腕や手首が痛い、疲れるので練習時間が短くなりやる気が起こらない
- 2 指が速く動かない
- 3 ゴツゴツした音で、なめらかな音で弾けない
レッスンでは、先生から「もっと力を抜いてらくに弾いてね!」とご指導いただくことも多いと思います。
本人自身も「もっとらくに弾きたい」と思ってるはずです。
「力を抜いてるつもりなんだけれど・・ついつい」となるのが現状ではないでしょうか?
気合いと頑張る気持ちが、成果につながる!と言いたいのですが、弾き方に注意しないと手を痛めることにもなりかねません。
そして、疲れてしまっては元気もなくなり、やる気も薄れる。。
あまりにも残念なことです。
一生懸命の気持ちが、意外と原因にもなってます。
「らくに弾く」というやり方があります。
1.「らく」とはどういうことなのか
2.「らくに弾く」ための椅子の座り方
3.「らくに弾く」ための身体各部の使い方
4.「らくに弾く」ってどういうこと
「らくに弾く」のまずの基本をご覧ください。
脱力は「意識」と「感覚」の両方が必要
「意識」
まず、独学でピアノを楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。
大人の方であれば、疲れや痛みから力が入ってるなとか、固いなとかを意識出来ると思います。
そのように感じるから、力を抜こうと努力する一歩が始まります。
でも、出来ない…抜こうとしてもまた知らずのうちに力が入ってしまう。
いろいろ情報を取り入れて工夫するけど、イマイチわからない。
一方、レッスンに通うお子さんたちは、手が痛い!弾きにくい!弾けない!でも何でだろう…と考えるまでにはならないことも多いのではないでしょうか。
レッスンでは、力を抜いてねと指導されやってはみるものの、どうしたらいいのかわからない。
そうなのです。
脱力してらくに弾くとは、言葉で言うほど簡単なものではないのです。
「感覚」
まず、身体で「らくという状態を感じられる」ことから脱力の意識が始まります。
どういう状態が「らく」なのかを身体で感じ、身体が覚えることが大事です。
なので、時間がかかるもの、何となくわかってきた!と徐々に思えるようになることかも知れません。
1~2回の練習で身につくことではなく、絶えず意識をしコツコツと継続が大事になってきます。
教える側の立場としても、限られたレッスン時間内で他の練習も控える中、脱力に特化した時間を十分にとれないのが実情です。
でも、ピアノの上達には「脱力したらくな弾き方」は欠かせないのです。
脱力が出来ていると、らくに弾けることはもちろんのこと音色も豊かになり、美しい響きのある音が出せて演奏の幅も飛躍的に伸びます。
脱力はピアノ演奏の基本で、これをマスターすることで上達も実感できモチベーションを高めることがきっと出来ます。
無駄な力を抜く実践
何度もやってみることで、腑に落ちて実感できる。
脱力とは、それくらい気長に取り組むことかも知れません。
悩める方たちや、お困りの方たちの何かヒントと、まずのきっかけを作っていただきたいと思い、
【ピアノ演奏がらくに弾ける!無駄な力を抜くための実践会 ピアノ学習者向け】を開催することにしました。
ピアノ演奏がらくに弾ける!無駄な力を抜くための実践セミナー
・ピアノ演奏で疲れやすい、思うように弾けないとお悩みの方へ
・無駄な力を抜いて、楽に弾けるようになる方法を伝授します
・初心者から上級者まで、どなたでもご参加いただけます
ピアノを弾いていると、どうしても力が入ってしまい、疲れやすい、思うように弾けないとお悩みではないでしょうか。
実は、ピアノ演奏で力を入れすぎると、音がぶれたり、指が痛くなったりする原因になります。また、思うように弾けなくて、練習が続かないということもあるかもしれません。
そこで、このセミナーでは、無駄な力を抜いて、楽に弾けるようになるための方法を伝授します。
具体的には、以下の内容を学んでいただきます。
内容
- 🎼ピアノ演奏で力が入ってしまう原因
- 🎼無駄な力を抜くための体の使い方
- 🎼具体的な練習方法
こんなことが得られます
- 1 らくに豊かな響きを出せるので、自分の音が進化するのが楽しみになる
- 2 変化が見られるので練習が楽しくなる
- 3 弾きづらい所も、力を抜いてらくに弾くことで弾けるようになり楽しくなる
- 4 何よりも、実際に体験することでコツをつかめる
- 5 他の方の実践を見ることで、ピンとくるものがある
意外と自分のことだけより、他の方から貰えるヒントがあります。
比較することで、見えてくることもあります。
たくさんの方とご一緒に、「悩みを一緒に解決出来る」そんな場を作りたいと思います。
初心者から上級者まで、どなたでもご参加いただけますので、ぜひこの機会にご参加ください。
「らくに弾く実践会」として、ピアノ学習のみなさまの演奏が向上し、らくに弾けることでピアノは楽しい!
と多くの方に感じてもらうために開催しようと思っています。
今回、どのようなニーズや成果があるのか、お試し企画です。
月1~2回の開催を予定しています。
また、開催リクエストにより開催回数も増やす予定です。
<参加特典>
・ピアノ演奏での脱力のやり方5つのポイント!をプレゼント
・セミナー終了後も、質問や相談に無料でお答えします